ロンドンからブダペストへ ～BA870便

予定より遅くなったもののようやく機内へ。
今回は特典航空券をブダペストまでという形で取っているので、このフライトもビジネスクラス相当のClub Europeです。

どんな席かな～といざ乗ってみると、前から3列のみがClub Europeの座席で、ほんの少しですがシートの幅が広くなっているようでした。
また座席配列は少しトリッキーになっていて、進行方向向かって右側は3×3の9席座席がありますが、各列真ん中の席は使用せず、2人しか座らないようになっています。

左側は各列の真ん中の席は人が座れないくらい狭い席に改造されており、右側と同じく各列2人しか座れません。
（ただ、右側でも左側でも座る座席自体の幅はもちろん同じです）

私たちは右側だったのですが、真ん中の席が通常の席なので席の間の距離がややあります。
左側だとその距離があまり無いので2人で乗るのであれば左の方が会話などはしやすいと思います。

こう書くとClub Europeのメリットがあまり無いようにも感じられるかもしれませんが、そこはCクラス相当、離陸後はカーテンで後方と仕切られ、トイレも専用で利用できますし、食事も陶器の器などでちゃんとセットされて出てきます。

Cクラスの人数が少ないせいか、頻繁にドリンクサービスに来てもらえるなど短距離ながら手厚いサービスが受けられました。

てっきりサンドイッチ程度だと思っていたので温かいミールに驚きました。

成田を出発してから20時間以上経っていましたが、なかなか快適なフライトでした。
というわけでとうとう（ようやく？）ブダペストに到着です！

いざブダペストへ！

乗り継ぎ時間5時間、シャワーを浴び、ラウンジでゆっくりと過ごすもさすがに長過ぎなのは否めず…
ようやくブダペスト行きのゲートオープン時間が近づき、いざゲートA12へ。
今回はゲートがAだったので、シャトルに乗る必要も無く、ゲートまでもすぐでした。

私たちが乗るBA870

ゲートには早々に着いたものの、ゲートオープン時間が大幅に遅れ、棒立ちで30分待つハメに。
ここでようやく海外に来たことを実感してしまいました（笑）

ヒースロー BA ビジネスラウンジ（BA North Business Lounge）

Elemis Travel Spasでサッパリした私たち2人は、BAのビジネスラウンジへ。
Heathrow内にはBAのビジネスラウンジはNorthとSouthがありますが、今回は広い方のNorthラウンジへ。

BA North Business Lounge入口

この時点で時刻はロンドン時間で17時過ぎ。
次のフライトまではまだ3時間以上あります。
ここで食事をして夕飯にするつもりでした。
…が、成田のJALラウンジでたくさん食べ、さらに機内でもFirstの食事を堪能すべくガッツリいただいてしまった結果、私たちの胃袋にはこの時点で余裕がありませんでした（笑）
色々食べたいのはやまやまでしたが、結局KETTLEのチップスをいくつかと、私は大好きなビールであるLONDON PRIDEを、奥さんはオレンジジュースをいただくに留まりました。。（涙）

肝心のラウンジ自体ですが、とにかく広い！！
食事は真ん中の1箇所だけですが、コーヒーマシンやソフトドリンク、ビールなどは至るところにコーナーが設けられていました。
個人的にはチップスやショートブレッドなどが自由にいただけるのが嬉しい限り。
これでドラフトのビールがあれば言うこと無いのですが…

BA North Business Louge内の様子

左：コーヒーマシンとショートブレッドなど、右：アイスクリームコーナー

内装は、シンプルかつオシャレな感じに作っているのは伝わってきます。
WiFiも問題なくつながり、快適でした。
ちなみにWiFiのコードはFlight Informationボードの下に表示されています。

Flight Informationボード、私たちのフライトBA870も表示されています。

ラウンジ全体としては悪くは無いと思いますが、同じHeathrowのTerminal3にあるVirgin AtlanticのClubhouseラウンジと比べてしまうといろいろな面で負けてしまうのは否めません。
とはいえこちらのNorthラウンジはビジネスクラス用のラウンジなので、もう一段上のFirstラウンジであれば同等なのかもしれないので、いつかはぜひFirstラウンジを利用してVirginラウンジとの比較をしたいところです！

Loungeの端から見るHeathrow空港内

North Business Lounge入口前のオブジェ。なぜに馬…？

Elemis Travel Spas

無事ロンドンに到着し、そのままブダペストへの乗り継ぎ便を待つ私たち。
ただ、次のフライトまでは5時間以上あります。

そこで向かったのがElemis Travel Spasです。
ここでシャワーを浴びてから、BAのラウンジでゆっくりするという作戦。

場所はHeathrow Terminal5のBA North Loungeの1つ下のフロア（2F）にありました。
受付で、次のブダペストへのフライトの搭乗券を見せると、空いているシャワールームの部屋の鍵をすぐ受け取ることができました。
シャワールームは20部屋くらいあるようで、全く待つことはありませんでした。

Elemis Travel Spasの入口

中はと言うと、昨年、パリのシャルルドゴール空港（Charles de Gaulle International Airport）にあるAirFranceのArrival Lounge内で使用したシャワールームと比べると簡素な感じ。
シャンプーやボディソープなどはもちろんElemisですが、備え付けのものでした。

Elemis Travel Spas シャワールーム

とはいえ、シャワーを浴びるには十分な設備で、ドライヤーも完備していました。
ここでサッパリして、すぐ上のラウンジに向かいます。

この旅最大のサプライズ！！！

ラウンジを出て免税店には目をくれずゲートへ徒歩で向います。
奥さんが先にゲートで搭乗券をかざすと、アラームが鳴りスタッフの方に呼ばれて脇へ。
小声でスタッフの方が、チェックインされてないね、と別のスタッフの方に言うのが聞こえ、？？？に。
続いて私が搭乗券をかざしても全く同じようにアラームが。

何でだろう？と思いつつ脇に行くと、奥さんから一言、

「ファーストクラスにアップグレードだって！！」

？
？？
？？？
えーーーーーー！！！

特典航空券でビジネスクラスの私たちが数少ないファーストにアップグレードなんてあり得ないんじゃ？！…とテンパる私たち。
ファーストにアップグレードされた搭乗券を受け取り、心の整理ができないまま機内へ。

過去ビジネスクラスは、何回か乗っている私たちですがファーストは全くの初めて。
いつかは乗りたい反面、恐れ多いよね、と2人で言っていたのが、こんな突然現実に！！
奥さんは動揺してしまって、しばらく「どうしよう」しか言っていませんでした（笑）

肝心の座席ですが、さすがの広さと豪華さ。
私たちの間はスライド式の仕切りがあるものの、個室のようなつくりになっています。
テレビの画面もさすがに大きく、快適そうでした。

特筆すべきはスリッパです！！
これまでのホテルや飛行機のどのスリッパよりもフカフカで履き心地が良かったです。
他にもスリーピングスーツやアニヤハインドマーチのアメニティもいただけて夢のようなひととき。
飛び立つ前から楽しいフライトになること間違いなしの予感！

もう一つ、ウェルカムシャンパンの美味しさも格別でした。
乗り物に酔いやすい奥さんは普段機内ではアルコールはほとんど飲まないのですが、あまりの美味しさにおかわりまでするほど。
調べてみると「ローラン・ペリエ ブリュット ヴィンテージ 2000」のようでした。
























さらにファーストということで機内食への期待も高まります！
まさにフレンチのフルコースでした。


奥さんのコース。メインは牛フィレ。サラダのドレッシングが絶品！


私のコース。メインは同じく牛フィレ。サーモンのお刺身が絶品！

フルコースだけあって、2時間近くかけてゆっくりいただきました。
飛行機とは思えない感じ。
食事の後は機内エンターテイメントを楽しみました。
事前にBAのHPで調べていたよりも日本語で見られる映画が多かったです。
どうやらエコノミーやビジネスよりもファーストの方が映画も充実しているようです。
とはいえ、日本語映画は10本あるかどうか。
他のエアラインと比べるとやはり少ないように感じますので、今後の改善に期待したいところです。

寝る間も惜しんで映画やファーストクラスを満喫していたらあっという間に時間が過ぎ、2回目の食事に。
























そうこうしているうちにせっかくのフルフラットベッドで寝ることもなく12時間を超えるフライトは終了。
ロンドンに無事到着しました！

1日目 いざ出発！ ～成田空港SAKURA Lounge（JAL）

20日間に渡るヨーロッパ周遊旅行の始まりは成田空港のJAL SAKURA Loungeからです。
せっかくのラウンジなので、成田エキスプレスに乗って空港に到着し、即チェックイン、出国審査をしていざラウンジへ。

私は何度か利用したことがありますが、奥さんは初めての成田空港のSAKURA Lounge。
ラウンジ到着は朝9時30分過ぎ。
個人的に勝手にラウンジ名物だと思っているカレーをぜひ食べてもらいたいと思って行ったのですが、時間が時間だけにまだメニューは朝食モード。
もちろんカレーの姿はどこにも無く、スタッフの方に聞いてみると10時30分から、とのこと。。
フライトは10時55分発のBAだったため、間に合わないことが確定…（涙）

ですが、奥さんはスープストックTOKYOとメゾンカイザーもお気に入りなので、気を取り直してそちらを楽しむことに。
しかもこの日のスープは奥さんの大好物の一つ、ビシソワーズ！！
これがまた冷たくて美味しかった！
トッピングのフライドオニオンも良い感じでした。

Soup Stock Tokyoのビシソワーズとメゾンカイザーのクロワッサン、いずれも美味！

この日は朝早く5時起きだったこともあり、2人とも腹減り状態。
洋食系の朝食に続いて、しばらく食べられなくなるという勝手な理由をつけて和食へ突入（笑）

これまた大好きな明太子にしばしお別れということでガッツリいただいてしまいました。

明太子が美味しかった！Soup Stockの中華粥もいただきました。

さすがにお腹いっぱいになり、ダイニングフロアの2Fから1Fへ移動。
ここで食後のコーヒーとこれまた奥さんの大好物キルフェボンのクッキーを少々。

キルフェボンのクッキー＆カプチーノ

そしてここで驚愕の出来事が。
なんとこれから海外出張に行く同僚に遭遇！
思わぬ奥さんの紹介の場になってしまいました…
まさか会うとは思いませんでした。。

そんなこんなでラウンジでの時間はあっという間に過ぎ、ゲートへ。
そこではこの旅初日にして最大のサプライズが待っていたのですが、それはまた別のお話。

旅程

前回の記事で日程Fixの旨を書きましたが、その旅行から帰ってきました！
いやー、楽しかったです！

長かったこの旅を振り返りながら、少しずつブログに綴っていこうと思います。
その第一歩として改めて詳細な旅程を書いておこうと思います。
これからのブログもこの旅程に従って書いていくつもりです。

7月26日（火）出発日 成田10:55発 → ロンドンヒースロー15:05着（BA006）
                              ロンドンヒースロー20:20発 → ブダペストフェレンツリスト23:45着（BA870）
                  ブダペスト泊（Hotel Palazzo Zichy）
7月27日（水）ブダペスト泊（Hotel Palazzo Zichy）
7月28日（木）ブダペスト泊（Hotel Palazzo Zichy）
7月29日（金）ブダペスト泊（Hotel Palazzo Zichy）
7月30日（土）移動日 ブダペストフェレンツリスト19:25発 → ヘルシンキヴァンター22:45着（AY756）
                  ヘルシンキ泊（Hotel GLO）
7月31日（日）ヘルシンキ泊（Hotel GLO）
8月 1日（月）ヘルシンキ泊（Hotel GLO）
8月 2日（火）ヘルシンキ泊（Hotel GLO）
8月 3日（水）ヘルシンキ泊（Hotel GLO）
8月 4日（木）移動日 ヘルシンキヴァンター7:55発 → ロンドンヒースロー9:05着（BA795）
                             ロンドンセントパンクラス駅12:57発 → ブリュッセル南駅16:05着
                  ブリュッセル泊（The Dominican Hotel）
8月 5日（金）ブリュッセル泊（The Dominican Hotel）
8月 6日（土）ブリュッセル泊（The Dominican Hotel）
8月 7日（日）ブリュッセル泊（The Dominican Hotel）
8月 8日（月）ブリュッセル泊（The Dominican Hotel）
8月 9日（火）移動日 ブリュッセル南駅8:05発 → ロンドンセントパンクラス駅8:59着
                  ロンドン泊（Sofitel London St James）
8月10日（水）ロンドン泊（Sofitel London St James）
8月11日（木）ロンドン泊（Sofitel London St James）
8月12日（金）ロンドン泊（Sofitel London St James）
8月13日（土）移動日 ロンドンヒースロー9:10発（BA005）→
8月14日（日）帰国日 羽田4:55着

上記の通り18泊20日という大旅行でした。
画像は、いつも作っている日程表です。
旅ノートに貼り付けて旅行にも持っていっています。